Reebokは、1895年ジョセフ・ウィリアム・フォスターによって生み出された、イギリス発のシューズメーカーで、実に100年以上の歴史を持つブランドです。ブランド名はアフリカの現地名で、動物のガゼルの意味を表す「リーボック」から名づけられました。
現在はカジュアルシューズが印象的なReebokですが、実はスポーツとも深いかかわりがあったことはご存じでしょうか?Reebokは、4つのアメリカでメジャースポーツとのスポンサーシップ・パートナーシップ関係にあった唯一のブランドです。
NFL(National Football League)、NBA(National Basketball Association)、NHL(National Hockey League)、MLB(Major League Baseball)
特にバスケットボールは、現在販売されているシューズからもエッセンスを感じることができるでしょう。空気圧の調節によりシューズと足を一体化させる当時革新的なデザインだった「The Pump」や、アレン・アイバーソンのシグネチャーモデル「QUESTION」やシャキール・オニールのシグネチャーモデル「SHAQ ATTAQ」など、現代にもReebokとスポーツとの深い関係を表すモデルが残されています。
そんな様々な歴史を持つReebok。その中で、現在まで受け継がれるシューズをご紹介いたします。
代表する3つのシリーズ
1983年の発売以来リーボックランニングカテゴリーにおいて不屈の名作との呼び声が高い「CLASSIC LEATHER(クラシック レザー)」。シンプルなデザインでありながらも、高いフィッティングと優れたグリップ性能により、30年以上経過した現在でも愛され続けているモデルとなっています。
CLASSIC LEATHER
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1985年にテニス専用のコートシューズとして誕生した「CLUB C(クラブシー)」。モデル名にある”C”はChampionの略で、発売当初はクラブチャンピオンというネームで親しまれていました。テニスシーンだけではなくその汎用性の高さからデイリーユースとしても、親しまれている人気モデルです。
CLUB C 85 VINTAGE
リーボックのDNAでリメイクしたレトロシューズ「INSTAPUMP FURY(インスタポンプフューリー)」。従来のシューレースの代わりに、空気注入式のポンプテクノロジーが足を包み込む一足です。現在は、1995年のわずか1年しか販売されなかった幻の仕様に忠実な95年代後期型が発売されています。
INSTAPUMP FURY 95
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進化し続けるモデルたち
クラシックレザーやクラブシー、インスタポンプフューリー以外にも2000年代に入ってから様々なモデルが登場しています。ソールが特徴的なZIGシリーズや、トレーニングシーンで大活躍のNANOシリーズなど、カジュアルシューズからトレーニングシューズまで様々なシューズを展開しています。
ZIG KINETICA 2.5 EDGE
NANO X3 ADVENTURE